初めまして。ひーぽんと申します。

このサイトにたどり着き当ブログを読んでいるということは、自分あるいは家族の方が精神的な病になり苦悩があるということですね。

精神的な病は本人はもちろん、本人を支援する家族の方等も同じく苦悩があります。

そういった本人もしくは、家族の方へ少しでも気持ちの面で楽になってほしい。

そんな思いから当ブログを立ち上げました。

稚拙な言葉であっても、本人の体験談を洗いざらい書いていきます。

 

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精神病の種類、統合失調症という病気のこと

あなたは「統合失調症」という病を知っていますか??

 
 

正直、私は知りませんでした。

よって、この病気の診断を受けた時、「なんだこの病気は!?俺は普通に生活できているよ!」と、気にもとめませんでした。

 
 
 

そうです。私が統合失調症という心の病を発症したのです。

先にお伝えしておくと、こうして、今ブログ記事を書いているのが本当に不思議なぐらいです。

後に説明しますが、急性期という段階での私の言動はとても健常者のものとは思えなかったと思います。

私の「統合失調症」の具体的な症状は今度挙げるとして、今の私の状態に回復したのは奇跡的だと思います。

統合失調症は精神科病院の入院患者の約6割が、その症状だと言われています。

入院と聞くと、一歩引いてしまいそうですが、精神科の患者さんも症状が落ち着いてくると、普通に会話もでき、むしろものすごい苦労した分、優しくなるんですよ!

優しくという表現はまたちょっと違うかもしれませんが、とにかく健常者の状態まで回復できるというのは奇跡的としか言えないんですよ。^^

 
 
 
 

話を戻しまして、発症当時(初診当時)はもう何がなんだか何も理解できないような状況でした。

いきなり医師からは聞いたこともない病名を診断されて、それに向けて、「自宅療養」しながら薬服薬の下、自覚のない状態から、普通の状態に回復しなければなりません。

言葉で言うのは簡単ですが、これはとてつもない苦難の道のりです。

 
 

これはあくまで私個人の意見ですが、この病気の一番厄介な部分は、「病気の自覚がなない」という点だと思います。

自分は普通だと思っているから、もちろん、一人では病院には行かない。

誰かに連れていってもらうしかない。

ご両親などと同居している場合や、会社勤めをされている方は、病気の症状に気づかれて、病院に連れていってもらえる可能性もあります。

この病気、病識がない部分が病気の早期発見を遅らせます。。。

 
 

ちょっと話は変わりますが、「統合失調症」と診断されたとき、なんか自分の場合はケンカ腰になりましたね・・・。

「俺はそんな病気は知らない。故にそんな病気じゃない!!」と、心の中で叫んでいました。

しかし、「統合失調症」って今のストレス社会では珍しくない病気になってきました。
知っている方も多いはずです。100人に1人はこの「統合失調症」になり、治療を受けています。

もちろん、症状の重症度は軽い方から重い方まで様々です。

 
 

まぁとにかく、当人の病識がない病気ですので、とにかく本人の様子が変だと思ったら、直ぐに精神科病院に連れていってあげることです。

いくら本人の話を聞いてあげても、この段階ではあまり効果はありません。

病院に連れていき、医師の診断の下、服薬や作業療法等を通して、徐々に回復するしかないのです。

 

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実は私の場合、初診の際は、「入院」をしていません。

私の場合、幸いにして、その時勤めていた会社の直属の上司に症状に気づいていただき、精神科で診てもらった方がいいと言われて、両親と初めて、精神科病院に行ったのです。

そんな時でも、自分には病識がないので、「俺はここにいる人たちとは違う!」と強く思っていました。

そして、恥ずかしながら初診日のことはほとんど覚えていないのですが、主治医の先生に「統合失調症」と診断されたのだと思います。

 
 

ここで大事なのが、病院からの診断書はあくまで、「自宅療養」だったことです。

「入院」ではないのです。今から思うと、病院側の都合なのか、私の容態がそこまで酷くなかったせいなのか分かりませんが、入院ではなかったのが不思議に思います。

健常者と同様の生活ができるようになると思うのですが、「統合失調症」患者は軽い症状しかなくても、入院をすべきだと思います。

自宅療養という会社には迷惑はかけないけど、家族には多大な迷惑をかけてしまう診断って、今思うとどうだったのかなと思うのです。

 
 

1回目の急性期の時は、両親他友人などにも多大な迷惑をかけていたと思います。

そのころの話も今後記事にしていきますね。

まとめ

一昔前には不治の病とされていた「統合失調症」に、私はなりました。

かといって、今は隠すことも恥じることもしていません。

自分を振り返り、見つめ直すことで、やっとここまで回復したと思っているからです。

自分の病気の体験が、同じような病気で苦悩している方、その方をサポート・支援している方々のお役に立てれば、これ以上に嬉しいことはありません。

ぜひ、”より良い自分になるため”の階段を一緒に昇って行きましょう!!^^

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