急性期から回復期への転換期。
症状が治まる頃であり、油断しがちです。
しかし、病気の知識を取り入れた生活をしていれば、回復への道も見えます。
今回は回復期の睡眠について述べていきます。
統合失調症の回復期は眠くなる
統合失調症の急性期の症状も治まり回復期に入ると、急性期にはない睡魔に襲われます。
回復期はとても眠くなりやすいです。
回復期の眠くなりやすさについては、私も経験しています。
急性期の時に、症状が激しく出ることに脳のスタミナを使い、回復期の時に、急性期の脳の疲れが一気に押し寄せます。
回復期になると、今まで短時間睡眠でも日中活動できていたのに、12時間寝ても、寝不足気味なるような状態になります。
いくら寝ても眠いような感覚になりますが、回復期のこの時期には、脳をよく休ませるために、睡眠をよくとった方がいいのです。
この回復期の時期に寝不足の状態が続くと、急性期に戻るリスクも存在します。
眠くなるのが当たり前なのです。
急性期に心身の体力を多く使いました。
思い切って、良く寝られるよう、生活リズムを見直して良いリズムを意識しましょう!
回復期の時期の眠気はほんとに顕著に表れます。
眠くなることを抑えることはできないので、周りの方にも理解してもらいましょう。
いくら自分で今は回復期だと分かっていて、眠い時はしっかり睡眠を取ると意識していても、周りの方が理解していないと、怠けているだけのように捉えられます。
この自分はよく睡眠をとりたい。しかし、周りの方は寝ているだけという、意識のジレンマが発生すると辛いのは、自分です。
まずは、統合失調症という病気の症状に対する理解ですね。
自分でも知識をしっかり蓄え、ご家族の方にも理解してもらえる環境下になるととても良いですね。
統合失調症は回復期となったからといって油断は禁物です。
逆戻りも十分に考えられるからです。
回復期の必要性を十分に理解して、その時々の時期に合わせた、治療を継続していくのが望ましいです。
統合失調症は薬物療法は必須です。
よって、服薬は継続されているかと思います。
服薬と睡眠は統合失調症回復にとって、重要な要素です。
どちらも欠かさずかつ、継続して生活できることが、回復への道筋です。
まとめ
回復期の眠さは普通以上のもの。
回復期に入って、睡魔と戦うのではなく、今は回復期という症状がなくなっていく時期なんだと自分を理解して、上手く付き合っていくといいですね^^
よく、闘病という言葉を耳にしますが、統合失調症の場合は、上手く付き合っていく方が賢明です。
症状が落ち着いて普段通りの生活が取り戻せる時は、必ずきます!
その時まで、”よりよい自分になる”をキーワードに病気と上手く付き合って行きましょう!