統合失調症になると、服薬は欠かせませんね。

デポ剤でもない限り、毎日服薬が多いです。

そんな薬の飲み忘れをしないために、簡単な方法をご紹介します。

私の入院中も行っていた方法なので、とても簡単です^^

 

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服薬の自己管理は「服用チェックカレンダー」を使う

統合失調症の服薬というのは、とても重要です。

当ブログでも服薬の重要性は何回もお伝えしてきました。

しかし、人である限り誰でも飲み忘れという事態はありますよね。

そんな飲み忘れを防ぐための方法をご紹介します。

といっても、とても簡単な方法です。

 
 

題して、「服用チェックカレンダー」を使うことです。

処方箋の袋の裏にこのカレンダーがあったりします。

なければ、簡単なものでいいので、Excelなどで作ると良いと思います。

例えばこんな感じのものです。↓

 
 

とても簡単なことですが、服薬というのは、記録することが何よりも重要なのです。

 
 

また、服用チェックカレンダーを用いても忘れてしまった場合は、どう対処すればいいのでしょうか。

1.飲み忘れてから1~2時間程度経過して気づいた場合

この場合は、飲み忘れた分を遅れてでもいいので、飲みましょう!

毎食後服用などの場合、次の服用までに時間があるためです。

1~2時間を誤差とみるパターンですね。

 

2.飲み忘れてから3時間以上経過して気づいた場合

この場合は、飲み忘れた分を記録として残しておき、次の服用のタイミングで次の薬を飲むようにしましょう!

毎食後服用などの場合、次の服用までに時間がないためです。

飲み忘れた場合にとっても、記録として残しておくことが重要なのが分かりますね。

 
 

このように服用チェックカレンダーは、飲み忘れた場合に特に有効です。

この服用チェックカレンダーに〇を付ける習慣がつけば、飲み忘れも減少します。

2のパターンの場合で、飲み忘れた分を服用していない場合は、主治医の先生に報告しておくといいと思います。

 

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統合失調症にとって、服薬は何より継続が大事です。

服薬をすることで、症状がなくなるのであれば、服薬しない理由がありません。

ただ、服薬が面倒だからといって、自己判断で服薬をストップしてしまうのはとてもリスクのある行為と言えます。

主治医の先生に処方されたから飲むという意識から、しっかり症状と向き合った上で症状をなくすために飲むという意識に変わることがとても良い結果だと思っています。

私は入院中、服薬を拒む方も拝見しました。

そういう方たちは必ずといっていいほど、入院が長期化してしまいます。

入院の短期化を目指すわけではないですが、”継続は力なり”の言葉通り、この言葉を服薬に当てはめてみてはいかがでしょうか。

まとめ

とても簡単なある工夫で、服薬を管理する。飲み忘れを防止する。

これは毎日となると、”塵も積もれば山となる”の法則で面倒に感じるかもしれません。

しかし、症状が出た場合と比べてみてください。

薬を飲むだけで、普通といっていいほどの生活が送れるのです。

主治医の先生からの診断についても、服薬の継続についても、マイナスなイメージを払拭し、プラスに考えることで、症状も出にくくなると私は信じています。

これからも、こころの病と上手く付き合っていきたいと思います。

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