統合失調症の自分が飲んでいる薬。

その薬はどんな作用があるか、あなたは把握していますか?

今回は、そんな統合失調症の患者さんが服薬する薬について、ご説明します^^

 

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統合失調症薬にはこんな効果がある!

統合失調症になると、薬物療法は必須です。

しかし、主治医の先生から処方された薬をなんの疑問も持たずに、服薬しているだけでは、薬にどんな効果があるか分かりませんよね。

統合失調症は、言い方を変えれば「精神病」「精神疾患」などと呼ばれます。

その薬なので、抗精神病薬といいます。

抗精神病薬には、定型抗精神病薬と非定型抗精神病薬の2種類が存在します。

非定型抗精神病薬は定型抗精神病薬の副作用を軽減させることを目的として開発された薬です。

 
 

主に、抗精神病薬は陽性症状/陰性症状を中心に症状を抑える働きをします。

あくまで医学的な見方なので、このような言い方になりますが、正直私個人としては、あまり精神病という言い方は好んでおりません。

私としては、ここの病といういい方を積極的に使います。

 
 

さて、陽性症状と陰性症状にはどんな症状があり、抗精神病薬はこの症状を抑えることができるのでしょうか。

1.陽性症状

陽性症状は、幻覚・妄想・自我障害といった、表に出る症状のことを指します。

この陽性症状によって、症状が表立ち、統合失調症と診断されるものなのですね。

特に妄想というのは、人によっては「自分が動いたら世界が終わる」などと、自分の頭の中で妄想が広まっている症状を指します。

急性期ともなると、このような症状が激しく出るようになります。

 

2.陰性症状

陰性症状は、あまり表立って症状が出てきません。

感情や意欲の障害が出て、何をやるにも意欲が出なかったり、感情表現が上手くできなくなったりする症状です。

実は、私はこの陰性症状を経験したことがありません。

気づいてないだけかもしれませんが、意欲の低下などはあまり急性期の時感じませんでした。

 

この2つの症状を抑えるのが、抗精神病薬の効果です。

 
 

ただし、薬ですので、副作用ももちろんあります。

一般的な作用は、下記のようなキーワードで検索してみてもらえば出てきます。

抗精神病薬 副作用

 
 

私の場合の副作用としては、眠気が大きく出たのと、「ジスキネジア」と呼ばれる、口は無意識のうちにモゴモゴと動くようなものでした。

無意識のうちに症状が出るので、あまりに激しくジスキネジアの症状が出ると、友人から指摘されることもありました。

恥ずかしかったので、自分で意識して止めようとしましたが、止めてもまた無意識のうちに動いています。

正直、私としては、そんなに日常生活に影響がなく気にしていなかったので、主治医の先生に相談することもなかったです。

気になる方は、ジスキネジア用の薬もあるみたいなので、主治医の先生に相談しましょう^^

 

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ここまで読んでいただければ分かると思います。

精神病には、大きく陽性症状/陰性症状があり、それらに作用する薬が存在するということです。

そして、主治医の先生に相談してからですが、数ある抗精神病薬から自分に合う薬を服用しなければなりません。

実は患者さんと薬には相性があり、しっかり症状を抑えてくれるものと、そうではないものがあります。

この相性は実際に服用しないと分からない場合があります。

 
 

よって、急性期の症状を越えてからは、主治医の先生とよく相談し、自分と会う薬を見つけることが重要です。

最後になりますが、自分のこころの状態を分かっているのは、自分です。

薬を飲んでいるから大丈夫といった油断は禁物です。

主治医の先生からの指示もしっかり守りましょう!^^

まとめ

いかがだったでしょうか?

薬の具体的な作用については、インターネットで調べたり、医師に聞けば分かります。

当サイトではあくまで、私自身の体験をお伝えし、同じような苦悩を抱える人たちの支えとなるような情報提供を目指しています。

精神病体験談というのは、中々情報として得られません。

十分に回復できない方もいらっしゃるためです。

そして、インターネット上の情報は、あくまで医学的な情報です。

精神疾患になっても、正しい治療をすることで回復できるというこの事実を、発信すれば、必ずや同様のこころの病にかかっても役に立てることを祈って、記事を書いています。

今後も、精神疾患並びに、統合失調症の体験談について、情報発信していきます。

よろしくお願いします^^

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