統合失調症という病気について、インターネット等で調べているとたくさんの情報が出てきます。

統合失調症の症状のことであったり、医療機関のススメであったり、カウンセリングの効果についてだったり、再発率などの数値的な統計論であったりと・・・

実に様々です。

しかし、自分が経験して、当時に調べていて思ったのが、何かがインターネットの検索結果から足りないと。

それが本日概要をお話する当時の「日記」についてです。

私は二度と書けない「宝物」のように、その日記を扱っています。

だって、急性期の心情の変化を赤裸々に語っているのですから。。。

 

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統合失調症の日記。貴重な体験談が記してあった。

私は過去に2回”統合失調症”の症状の急性期を体験しています。

1回目の急性期の時に、書いていた日記には、「こんな状況になってしまったのは自分のせいだが、・・・」と記してあったが、この時点ではおそらく建前で書いているのでしょう。

1回目の時は、周囲に良き理解者がいなかったように感じるため、病の状態のことも何もかも全て”人のせい”にしていました。

「上司に一日も早く職場復帰したいと伝えてある」とあったが、当時の病状で職場復帰など、自分の中の焦りにすぎませんでした。

一度心身の体調を崩すと回復するのは時間がかかります。

実は私が統合失調症になった日の記憶があります。

当ブログの読者さんが増えてきてからその日のことを書こうと思っていましたが、簡単に今話そうと思います。

 
 

ある日、当時の会社の研修で40人程の会議室にいました。

その日は割と前の方に私は座っていました。

研修の講義が始まってからのことです。

講義内容を真剣に聞いていると、何か目に見えないものに恐怖を感じるようになりました。気のせいだろうと思い、そのまま講義を聴き続けていると、途中脳内で明らかな変化が起きました。

その時は脳内ではなく、会議室全体での出来事かな?と思ったのですが、違いました。

今思うと明らかに私個人の脳内での出来事です。

人知れぬ恐怖から逃げるように、その脳内の変化は起きていました。

 
 

とにかく、その時は恐怖から逃げたい気持ちで頭の中はいっぱいでした。

講義が終わると、そこから初めての”統合失調症”の症状である「幻聴」が始まったのを今でも覚えています。

 
 

本日は、簡単に説明ということで、ここまでとしておきます。

 
 

当時の日記では、普通の健常者の方が書きそうな日記の日もあれば、明らかに私自身にしか分からない日記の日もありました。

その後者の方について、今後、当ブログにてご紹介していきたいと思います。

先ほどから言っている日記には、何かに焦っている部分、病気の自覚意識が芽生えた部分など、様々なことが綴られています。

 

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当時の日記がどこまで、他の同じ苦悩をしている方々に伝わり、役に立つか分かりませんが、少なくとも自分の経験上、役に立つことは確信しております。

 
 

自分の記憶と日記を照らし合わせ、同じ症状に苦しむ方たちに、時には優しく語りかけるように、時には厳しく律するように、自分の思いを伝えていきたいと思います。

私が当時、インターネットで検索していた時は、統合失調症に関する”体験談ブログ”などありませんでした。今でも多くないと思います。
(統合失調症になると回復が難しいため。)

私は医者ではありません。心理カウンセラーでもありません。医療従事者ではないのです。

そんな自分であっても、精神的な病の患者の体験談は、必ずやあなたの勇気づけとして、お役に立つでしょう。

まとめ

今これを書いていて思ったのが、この記事の中に何回も登場した、当時の”日記”の存在です。

この日記を急性期の時期書いておいて本当に良かったと思うことです。

もちろん自分自信を見つめ直す意味でも使えますが、何よりこのようにブログなどの媒体で、体験談の情報を発信していくことで、必ずそこに価値が生み出されます。

その価値を必要としている人もいると思います。

そんな同じ苦悩を抱える方たちへ、少しでも回復できるよう、心よりお祈り申し上げます。^^

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