病気の時って、時間に余裕がある時は何をしたらいいのか分からないの時が時々出てきますよね。
特に入院中時間が余ってしまった場合、あまりパソコンやスマホは使えず、本を読んだりすることしかできません。
そんな時にオススメなのが、自分の今までの経歴を日記などにして、記録として取っておくことです。
統合失調症体験談を日記にすることで回復へ!
統合失調症の状態の時は大変ですが、捉えようによっては、貴重な体験をしています。
この体験を記録に残しておくことで、将来の自分のためや、人の役に立つことになるかもしれません。
体験を記録(日記)に残しておくことで、自分の気持ちをも振り返ることができ、自分はどう考えているのか、どう意識しているのかが文字にできるので、病状回復にも有効です。
私なんかは、病状が回復してきて、日記が書けるような状態になると、すぐさま、毎日日記を書くようになりました。(もちろん手書きで(笑))
手書きの日記というのは、脳にとって、とても良い効果をもたらします。
それも私の場合、一度日記を書きだすと、手が止まらなくなりました。
日記などって書き出すまでは、めんどうやおっくうに感じるのですが、書き出すとその気持ちがなんだったのかというくらいに、自分の思いを書くことがどんどん進みます。
そうです。一度書き出してしまえばいいのです。
書き始めるとむしろ書きすぎた!と思うようなこともあります。
そして、私が一番伝えたいのが、日記を書くことによって、脳へ何かしらの刺激がいくということです。
脳からの指示で日記を書いているはずなのに、不思議ですね!
その他、統合失調症以外の様々な精神的な病に対しても、日記はとても良い効果を生み出します。
もし本人に万が一のことがあったとしても、他の方をそれを読むことで、どんな遍歴を送って、その状態になったかを知ることができるからです。
日記を普段書かない人は、抵抗があり中々慣れない感じがあると思います。
最初は毎日書かなくてもいいのです。
自分のペースで書く事が大事です。
自分で毎日書くことがハイペース過ぎる場合は、2,3日に一度あるいは、1週間に一度でもいいのです。
毎日日記を書くのは日記を書くという行為に慣れてきてからでいいのです。
でないと、良い質の日記が書けません。
ただがむしゃらに日記を書いても、効果は薄いと言えます。
私も入院時、症状がだいぶ回復してから日記を書き始めました。
最初は、書こうとしている内容が決まらず、手が止まってしまうのではないかと思っていたのですが、書き始めると、予想以上に手が動き、良いものが書けていたと思います。
私は、時間に比較的余裕があったので、毎日日記を書くことが可能でした。
毎日決まった時間になると、「日記帳」と「ボールペン」を取り出して、スムーズに日記を書いていたのをよく覚えています。
あなたも日頃から日記を書くクセをつけてみてはいかがでしょうか。
まとめ
日記というのは、その日にあった事柄を書くというのが基本です。
しかし、必ずしも時系列にしっかり書く必要はありません。
むしろ、出来事よりも、自分の意見・思いを書く事の方が重要だと思います。
日記のようなものは後回しにしていると、いつまで経っても始まりません。
いっそのこと、今日から、日記を書き始めてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。