病気での入院中の生活、何をすればいいか迷うことありますよね。
特に精神的な病で入院していると、何をすればいいか迷いますし、周りの方の病状とどうしても比べてしまうんです。
そんな入院中に考えることについて、今回はお話ししていきたいと思います。
統合失調症での入院中に考えること⇒退院!
病院へ入院中、他の患者さんと触れ合うことってありますよね。
その際、他の患者さんの病状って気になりませんか?
同じ病棟にいる患者さんは同様の病気である可能性があります。
自分より前にいた人でも、後から入院してきた人でも、退院の時期はまばらです。
入院しているといつしか、病気の症状の重さなどを自分の中で勝手に他の患者さんと比較してしまうこともあり得ると思います。
ただ、この行為全くもって意味はありません。
入院してからの最終的な目的というのは、何より「退院」だからです。
人は誰しもが弱い部分があり、人と自分を比べたがります。
例えば、人は「あの人は自分よりも症状が重そうだから、自分が先に退院するかな?」なんていう想像をしてしまう生き物です。
しかし、その人が自分より先に退院していったらどうでしょう?
悔しさや虚しさなどが残り、自分の中に負の感情が出てしまいます。
これでは、入院していても、さらにストレスがかかってしまいます。
あなたが最終的な目標にすべきは、繰り返しになりますが、自分自身の「退院」なのです。
他の人の退院時期は全くもって関係ありません。
人それぞれ病気も違うでしょうし、症状も違うはずです。
それなのに、同じ場所で過ごしていると、症状を比べてしまうのです。
不思議ですよね。
このように人と比較しないためには、目的意識が重要になってきます。
これだという目標(ここでは退院)を決め、それのみを意識して、入院生活を過ごすのです。
すると、入院中の行動も有益なものとなってきます。
最初は他の患者さんとのコミュニケーションのつもりで、会話をしたりします。
この会話で、退院日などの競争とかになってくると本末転倒です。
他の患者さんとのコミュニケーションは程々に抑え、ほどよい距離感を保つことが非常に大切です。
あまり踏み込んだ話をしてしまうと、お互いの意識のデッドラインを越えてしまい、気づかずうちにお互いに不愉快な思いをしてしまう可能性があります。
よって、「距離感」の重要性を認識することは入院中の目標を達成する上で非常に重要になってきます。
入院中の目標すなわち「退院」。
これを念頭に置いて、様々な予定のスケジューリングを行いましょう!
退院日は主治医の先生との話し合いによって、決定します。(家族の同伴もあるかもしれません。)
退院日が決まったら、それに向けて、できることを順序立てて実施していきましょう!
何よりも焦らず、退院日が決定することが、気持ちの上でのゴールなのかもしれないですね^^
また、退院は入院中のゴールですが、社会復帰の観点からすると、スタートです。^^
退院後は入院中よりさらにストレスのかかる出来事があるかもしれません。
入院中はまず、退院までのことを考え、退院後は就労できることを考えましょう!
やはり、退院後に就労できるかどうかで、収入があるかどうかで、こころに余裕を持たせられるかが決まります。
是非、退院後のお仕事までも考えて、入院中の生活を送ることをオススメします。
まとめ
入院中は退院がゴール、社会復帰の観点でいえば、退院がスタート。
いくら心身の状態が回復したとはいっても、社会に出た後、就労できないと経済的な不安がプレッシャーとなり、ストレスともなりえます。
退院後はぜひ慎重に、就職するなり、個人事業主として活躍することを、心よりお祈りしております。
最後までお読みいただきありがとうございました!