あなたは精神障害者福祉手帳をもつことでのメリットについて考えたことはありますか。
私は最初、この精神障害者福祉手帳を持つことがすごく嫌でした・・・。
自分の病から逃げていたからです。
今回は、この精神障害者福祉手帳について考察していきたいと思います。
手帳の魅力の一番は就労に対する配慮
私は、統合失調症になり、精神障害者福祉手帳の取得を医師から勧められ、考えた末に取得を決意しました。
メリットとデメリットをよく考えた上での結論です。
メリット・デメリットについて考えると、総合的にみて必要性を感じると思いますよ^^
メリット
・様々なところで割引優遇が受けられる。
・就労するとき配慮される。
デメリット
・障害者になるという本人や家族の覚悟
・手帳申請にかかる診断書料
現在の日本は精神障害者に対して、とても厳しい目を持っています。
メリットで特に私がオススメなのが、就労するときに様々な面で配慮されるという点です。
これは、勤務先での残業時間の規制や自分の配慮してほしいことを企業側に伝えることで、それを配慮してもらえることです。
統合失調症なりうつ病など、様々な精神疾患がありますが、「精神障害者福祉手帳」を持っていないとこの配慮は受けることができません。
デメリットの方は、本人の覚悟の問題ですね。
覚悟の問題と言っても、自分が精神疾患であるという自覚を持つだけですので、そんなに重く捉えなければ大丈夫かと思います。
気になる人は【精神障害者福祉手帳】という単語で調べてみるとメリットが多く出てきますよ^^
精神障害者福祉手帳
以前本サイトにあげた記事で、世間体を気にするといったものがありましたが、本人の覚悟が必要なのは、やはり社会の目です。
でも、今の世の中、精神疾患を患っている人を色眼鏡でみる人の方がちょっと変わってます。
社会の目は気にする必要はありませんよ^^
精神障害者福祉手帳のメリットは、予想以上に大きいものです。
私も以前勤めていた会社で体調を崩してしまった時、障害者枠での雇用だったため、急な休みや休職を、会社に理解されました。
このメリットは特に大きいです。
これが、一般枠での雇用だと、「あの人は体に悪いところがないのに、休んでばっかだ」というあくまでイメージを持たれてしまい、配慮ももちろん受けられません。
精神障害者福祉手帳の交付を受けられるのであれば、取得は必須だと私は思ってます。
デメリットの部分はまだ、病気だという事実から逃げているために感じるので。。。
まとめ
社会の精神障害者の雇用率を上げる動きがありますね。
今の世の中、ストレス社会です。
過度の残業、大きい声での叱責、ストレスのかかるものは多く存在します。
それらから隔離して考えることができるのが、「精神障害者福祉手帳」の効果です。
これはとても重要なものだと思います。
手帳は取得したくてもできない方が大勢いたりするので、精神科病院に通院している人はしっかりと手続きを取って、取得することをオススメします。