統合失調症はこころの病である以上、原因が知りたくなります。
原因が分からなければ、病の根本的な解決にならないからです。
しかし、この病の原因というのは、医学的にみても分かっていません。
原因は分かりませんが、原因について考えることはできます。
統合失調症の具体的な原因
統合失調症は、現在、ストレスなどから発症すると考えられていますが、明確な原因は分かっていません。
原因は一つではなく、様々な原因がからみ合っているとも考えられています。
まず、統合失調症の原因として、遺伝についてですが、あくまで原因の一つとしてしか考えられていません。
病気が遺伝するのではなく、病気のなりやすさが遺伝すると捉えるのが大切です。
次に脳の変化についてですが、脳の中の部位が小さかったり、必ずしも異常があったりするものではありません。
そして、性格が原因になるのではという起因についてですが、内気でおとなしい性格であったり、神経質なところがあるかと思えば、無頓着であったりするので、性格によって、統合失調症の原因になるというよりかは、発症と何らかの形で影響が出るといったところでしょう。
統合失調症は、遺伝・脳のトラブル・気質などのもろさと、環境・ライフイベント・病気などのストレスが絡まり合って発症するのではと言われています。
私の場合は、環境の変化とライフイベントが重なりあって、2回目発症をしました。
転居に入籍、そして転職です。これらが約半年内に起こり、見えないところでストレスや疲れが溜まっていたのだと思います。
また、配偶者の方や子供のために頑張ってしまい過ぎるといったのも、発症原因の一つと言えるでしょう。
統合失調症の原因を考えいても、答えは出ません。発症の原因となるストレッサーから身を遠ざけるといったことが必要なのではと思います。
発症原因には、普段の食生活も影響してくるのではないかと私は考えます。
さらに、一番の要因として、睡眠です。
睡眠時間が短い時期が長く続くと、どうしても心身の状態が不安定になりがちです。
日頃のお仕事や、家事などのやることが多い現代人にとって、これらの時間を短くするのは、様々な工夫が必要かと思いますが、発症してからでは遅いです。
しっかり、こころの病の予防も行いましょう!
まとめ
統合失調症の直接的な原因はありません。
その中でも、ストレスはあらゆる病気に直結します。
ストレスは適度に抑えて、こころの病の予防となるよう、自分の知識を蓄え、意識することも大切なのではないでしょうか。