こころの病から体調の回復をしてくると、心配事として出てくるのが、収入の問題ですね。

収入を得るということは、仕事をする、あるいは価値を提供するということです。

一般的には、会社に属し、会社に貢献できるような仕事を想像すると思います。

今回は、そんなこころの病とお仕事に関することについて考察していきたいと思います。

 

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統合失調症から回復すれば、就職や転職もできる!

統合失調症などのこころの病にかかり、症状が激しく出ている時というのは、お仕事はおろか、日常生活にも影響を及ぼします。

ご家族の方や医療機関の方の援助無しでは日常生活もできません。

急性期の最中は、まず体調の回復のために、薬物療法や行動療法などにて、治療を進めていかなければなりません。

よって、入院中でも通院している状態でも、お仕事のことを考える余裕がないのです。

そのためにも、いつなるか分からない病のために貯金をしておくことも重要です。

 
 

しかし、体調が回復し、症状が治まってきた場合、収入の面も考える必要が出てきます。

収入のためには、働かなければなりません。

もちろん、以前紹介した傷病手当金などを受け取っている場合は、まずは、傷病手当金を元に、さらなる体調回復を目指します。

お仕事を探すといっても、どうすればいいのでしょうか。

 
 

一般的に、大きく分かれるのは、会社員として就職し、安定した収入を得ることと、自分で世の中に価値を提供し、個人事業主として、お仕事をしていくというものに分かれます。

今回は、会社員として就職するという面で、考えていきます。

また、体調回復直後は、あなたを採用する企業側としても、体調が安定して長期就労できるかも大切な判断材料としてみてきます。

こころの病を患って、「精神障害者福祉手帳」を取得している場合は、障害者雇用で求職活動すると、自分の希望に沿った配慮をしてもらえます。

 
 

会社員として就職するというのは、主に、以下のような方法があります。

今回は以下の3種類のパターンについて、簡単にご説明したいと思います。

〇ハローワーク

ハローワークは国や各自治体が運営しているので、ご存知かと思います。

あなたが住んでいる地域管轄のハローワークに行き、求職を申し込めば、求職活動を開始できます。

また、ハローワークでは、条件次第によっては、失業手当も受給できます。

現職中であれば、求職活動は必要ないですが、離職中なのであれば、ハローワークでの手続きが必要になる場合があります。

特に傷病手当金を受給中の場合は、「失業手当」の受給延長手続きが必要です。

詳しくは、あなたの地域管轄のハローワークに確認してみてください。

重要なのは、「傷病手当金と失業手当は同時には受給できない」ということです。

とても重要なことですので、覚えておきましょう!

 

〇企業に直接応募

これは、自分で気になっている会社に直接問い合わせをして、求人応募するという方法です。

主に、パートやアルバイトの場合が多いですが、自分の働きやすい、あるいは自分の入りたい会社が決まっている場合は、選択肢としてもありだと思います。

 

〇転職サイト

私がオススメしたいのは、転職サイトを経て就職をすることです。

転職サイトを利用することのメリットとして、採用する企業様が転職サイトを運営する会社に対して、お金を払っているので、優良な企業が多いのが特徴です。

登録も無料です。

私の場合は、1回症状が治まっている時に、ある転職サイトを利用して転職に成功しました。

求人応募の時は、聞いたことない企業名でしたが、労働条件も良く、働きやすい企業でした。

 

転職サイトにも、求人応募の方法として、2つのパターンがあります。

1.転職エージェントサービスを利用する

この転職エージェントサービスというのは、あなたに対し担当者が付き、あなたに最適の求人案件を紹介してくれるサービスです。

さらには、その担当者を通じて応募することになるので、企業様に対して、あなたを推薦するという形で、応募できます。

さらには、面接の日程調整なども代行して行ってくれるので、求職者の負担もかなり軽減されます。

ただし、退院直後などは、求人を紹介してもらえないかもしれないので、その場合は、以下の2.のパターンで自分で求人案件を探すというパターンです。

 

2.転職サイトの求人案件を探して自分で応募する

求人案件を自分で探すというのは、転職エージェントサービスで紹介できる求人がないといった場合に有効です。

自分の希望条件などを選択し、転職サイトの検索結果一覧から自分の希望条件に合った企業に応募するといった方法です。

実は、私はこの方法を利用しています。

以前、転職活動時にお世話になった転職サイトの、求人案件に応募して書類選考待ち状態です。

少々自分の負担が増えますが、自分のペースで慎重に企業様を選ぶことができるので、良い方法と言えます。

 

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ここまで、大きく3つパターンの転職方法について、ご紹介してきましたね。

中でも転職サイトを利用するという方法が優良な企業様を見つけるのに有効であることをご説明しました。

当サイトをご覧になっているということは、障害者雇用での求人活動だと察します。

そこで、数ある転職サイトから、私がお世話になっている転職サイトをご紹介したいと思います。

 

それがこのATGPという転職サイトです。↓↓↓



 

このATGP(ゼネラルパートナーズ)という転職サイトは、各種障害状況に対して、様々なフォロー体制がしっかり整備されており、優良な企業様を見つけることができます。

転職エージェントサービスを利用して求人を探す場合も、担当者の方はとても対応が良く、安心して日程調整などを任せることができます。

もし、障害者雇用での就職・転職を検討している場合は、ご覧になってみてください。^^

まとめ

こころの病というのは、すぐに回復できるものではありません。

しっかり自分のこころ状態と向き合って、まずは体調回復に意識を向けることを勧めます。

体調が十分に回復していないのに、就労してしまうと、再発の可能性も出てきてしまうので、じっくり自分のこころの状態を見直してから、求職活動に臨むことをお勧めします。

体調回復後も、焦らず慎重に何事も進めていきましょう^^

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