当サイトでは、統合失調症などのこころの病の体験者による情報を提供しています。
統合失調症などの病で、在籍中の会社でのお仕事ができなくなってしまった場合、一般的には休職をします。
その休職している間の収入はどうなるのでしょうか。
今回はそんなお金にまつわるお話をさせていただこうと思います。
お役に立てれば幸いです。^^
メンタルの病気で休職。その間の収入はどうするの?
メンタルの病気は様々です。
いずれの病気にしても、会社に在籍している方は、お仕事ができなくなるでしょう。
お仕事ができないと休職することになります。
ただ、その休職の間の収入はどうなるのでしょうか。
私も経験した休職。
不安や緊張で精神的な病を発症したのに、収入面で心配事が増えてしまうのは、とても心配なことです。
しかし、正社員としてその会社に在籍している場合、健康保険組合に在籍している場合がほとんどです。
そんな時に多少なりとも頼りになるのが、「傷病手当金」というものです。
傷病手当金は病気やケガで休職をした時に、正しい流れで申請すれば、支給される収入です。
もちろん、自分から申請しないと支給はされませんが、しっかりこの制度のことを理解して、せめて収入面だけでも安定させるのが良い心がけでしょう!
傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度
上記の通り、何らかの病気の休業中に生活を保障するための制度なのです。
抑えておきたいのは、給与の100%は保証されません。
だいたい2/3位の給与に代わる収入となります。
支給期間は最長で1年6か月です。
詳細については、健康保険組合のホームページをご覧になった方が確かな知識を得ることができます。
支給条件が4つ程ありますが、一般的には、こころの病の休職であれば、支給条件に該当し、支給されるはずです。
もちろん、あなたが在籍している会社によって、傷病手当金の支給条件や、申請方法は違うことがありますので、しっかり調べることも必要です。
申請の基本は、「自分」、「医師」、「会社」の3者による申請書への記入によって、初めて支給されることになっています。
また、会社の福利厚生などで、「団体長期障害所得補償保険」通称GLTDなどに加入していた場合、待期期間は90日間と少々長めに設定されていますが、そちらも支給条件に該当すれば、支給されるかもしれません。
このGLTDについては、私もまだ申請していないので、支給条件に該当し、支給されたら、また記事にしようと思います。
傷病手当金は、休職者にとっては、命の綱です。
ある日突然、休職せざるを得なくなった場合、給与による収入がなくなってしまうため、できれば、体調が良いうちに、事前に調べておくと良いでしょう。
もちろん、この傷病手当金の制度を知っているのであれば、体調の回復後余裕を持って、申請する形でも構いません。
休職の期間中、収入がないという不安があると、体調にも影響を及ぼしかねないですから。
まとめ
今回は、簡単ではありますが、「傷病手当金」などの休職中の収入についてご紹介させていただきました。
申請手続きがめんどうに感じることがあるかもしれません。
しかし、収入がなくなると大変なのは本人です。
しっかり、申請手続きを経て、傷病手当金を収入としてみてください。