統合失調症というこころの病。
病気はなんでも予防することに越したことありません。
では、統合失調症は予防できるのでしょうか。
そんな統合失調症の前ぶれをしっかり抑えて、激しく症状が出ないような状態にしたいですね。
眠れないといった症状は統合失調症の前ぶれかも?
あなたは、日頃から睡眠を十分に取れていますか?
ついつい夢中になってしまうことがあって、睡眠時間が足りない場合もあるでしょうし、お仕事で睡眠不足が続いているという方も多いでしょう。
いずれにしても、睡眠不足はこころの病に直結するとても大事な要因です。
生活リズムを整えることで、未然にこころの病にならないような意識をすることも、重要です。
眠りたいのに眠れない・・・
いわゆる不眠状態が続いているようでしたら、それはこころの病の前兆かもしれません。
世の中の人は、不眠状態が続いたくらいで、病院に行く人は少ないかもしれませんが、これはとても重要な病のサインなのですよ。
このサインに、自分自身、あるいは周りの方が気づいて、精神科を受診しようという気になったのなら、心身のコントロールがしっかりできていると言えるでしょう。
人は、お仕事に対して責任を持って取り組むものなので、ついついお仕事ばかりを優先してしまいがちです。
これは決して悪いことではありません。むしろ、責任感のある優秀な人です。
しかし、何事もやりすぎは危険です。
どんな理由にせよ、睡眠時間を削ってまでやろうとすると、多くの場合、心身に支障をきたします。
風邪だってそうですよね?
睡眠不足、食生活の乱れなどから、体の免疫が低下し、体調を崩します。
こころの病も同じです。こころの風邪なのです。
睡眠不足や生活リズムの乱れなどから、こころも風邪をひきます。
予兆が表れてもその生活を続けるということは、どんどん病の症状の悪化を招きます。
睡眠不足や生活リズムの乱れが継続して続くようでしたら、一度精神科の受診を勧めます。
それで精神科医から、「特に異常はない」と診断されたら、それはそれでいいじゃないですか。
医者から病気ではないというお墨付きをもらったのですから、今までの日常生活に戻るだけです。
ここで言いたいのは、こころの病の予兆を見逃すな!ということです。
急性期の段階に入ってしまうとどうしても、症状が激しくなり、入院や頻度の多い通院をすることとなります。
この段階になる前に予兆に気づければ、重症化しません。
病気は未然に防ぐことが何より重要なのです。
病気の予兆は、一般的に分かりづらいものです。
それを見抜ける程の目があると、あらゆる病気にもなりづらくなります。
これってとてもすごいことだと思いません?
こころの病の予防ができているということです。
こころの病は特に、まだまだ社会には理解されていないのが現実です。
こころの病になる前に予兆を自分で気づけるというのは、ある種の特殊能力かもしれませんね^^
私の場合は、何事も頑張りすぎてしまうため、予兆に自分で気づけず、症状が激しく出る急性期を体験して、回復してます。
もちろん、回復すればいいのですが、病院に入院している人たちを見ると、回復には長い期間かかりそうな人も、少なからずいらっしゃいます。
統合失調症などのこころの病と診断されてからでは、治療をしなければいけなくなり、少し療養しなければいけません。
そうならないように、日頃から心身のサインを見逃さないよう心がけてください。
まとめ
ただ眠れないだけ。
しかし、睡眠不足は心身に様々な影響を及ぼします。
できれば自分の心身のことなのですから、自己コントロールができるようになるといいですね。
自分の身は自分で守れるよう願っております。