こんにちは!^^

前回の記事では、当サイトを立ち上げるきっかけについて、ご説明いたしました。

今回は、自己紹介も兼ねて、私の経験談をお話ししようと思います。

あなたの心強い応援となれれば幸いです^^

 

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精神疾患である統合失調症という心の病気に罹った。

周りにはあまり理解されないこの病気。

患った本人はとても辛い思いをしています。

 
 

この「統合失調症」という病気。

昔は「精神分裂症」などと言われていました。

それが改名されて、統合失調症という名前になりました。

私は正直初回診断時の記憶はないのですが、知らなかった病名でしたので、驚きを隠せませんでした。

 

 

精神疾患は、統合失調症以外にも数多くの病気が存在します。

今回は、私が統合失調症と診断されたことがある。

という事実だけお伝えさせてください。

 

精神疾患である統合失調症の辛い体験談。

さて。

 

 

統合失調症とは、どんな心の病気なのでしょう?

この記事を読んでいて、この統合失調症という病名を知らない方は少ないと思いますが、簡単に症状を説明いたします。

 

 

まず、この病気。以前もこのサイトでご説明いたしましたが、

厄介なのが、、、

 

 

 

「自覚症状」がないということです。

 

 

精神疾患ですので、脳の病気ということもあり、あまり周りの方々から認識はされません。

しかしながら、本人の心の中では、着実に症状が出ているという事です。

具体的な症状としては、「陽性症状」と「陰性症状」に分けられます。

簡単に言ってしまうと、

〇症状の種類
・陽性症状:幻覚・幻聴・妄想・思考伝搬・異常行動
・陰性症状:感情表現の欠乏・意欲や気力の低下・会話の量の減少・自閉的

 

 

上記はあなたにお伝えしやすくするために、簡単に挙げましたが、細かく分類すると個人差がかなり出てきます。

本人としては、このような症状が出てきて、症状に自覚がないとなると、処置のしようがないですよね。。。

例えば幻聴をとっても、自覚がないので、それを信じ込んでしまいます。

この病気の幻聴は、知っている人の声でも聞こえてきますので、その声が例えば会社の上司だとして、業務命令だったとすると、その声の通りしなければならない衝動にかられます。

その業務命令が生死に関わるもの(あくまで幻聴です)だったとすると、自ら命を絶ってしまうことも考えられます。

これがよくニュースとかでも言われる、精神病患者の自殺というケースです。
私の場合も、このような声が聞こえてきたことがあります。私はそのころには、ほんの少しだけ幻聴の自覚がありましたので、最悪のケースには至らなかったですが、このようなケースも考えられることを認識していただいた方がいいと思います。

 

 

そして、症状の中には、陰性症状が原因で陽性症状が表立って出てくるものもあるので、客観的に見ても、異常だと思える行動が見えてくる場合があります。

私の場合は、1日中目をつぶって寝たふり状態になっていたり、分かりやすいところですと、目をつぶって立ったまま2~3時間いたりしたこともありました。

もう、こうなると自分では止められない状態なんですよね。。。

でも、不思議なことに、当時の記憶は薄れているとしても、意識がはっきりしていたことは確実に覚えています。

もっと、詳細の症状や本人である自分が考えていた思考については、今後またご説明させてください。

 

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精神疾患である統合失調症。本人の辛い経験とは?

統合失調症という病気のとても、辛い部分は、陽性症状と陰性症状に分かれていて、周りには伝わらないという部分です。

陽性症状の一つでもある、思考伝搬という症状に、私は多く悩まされました。

この症状は名前の通り、自分の考えが人に漏れてしまうといったものです。

「そんな現象が起こるはずがない!」、「自分の考えが伝わってしまっても問題ない」などの意見も聞いたことがありますが、自分だけの秘密していることまで、本当に全て筒抜けになってしまうような状態にかられるのです。

要は、隠し事ができない状態です。

 

 

自分には隠し事がないから大丈夫と言う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、人間に生まれてきた以上、必ず、隠し事は誰もが持っています。

その秘密にしていて人には言えない恥ずかしいことを全て、そこにいる周りの方々にばれてしまうような状態です。

それはもう気が気ではありません。

このような状態では、仕事なんて手が付きませんね。。。

よって、仕事を溜め込み、業務が回らなくなり、会社側から休職などを勧められたりするのです。

本人は仕事がしたいと言っているのにもかかわらず、仕事ができない状態になってしまいます。

 
 
 

しかし、仕事は仕事ですから、しっかり、周りの意見も取り入れることが大切です。

仕事って自分の思いだけで回るものではありません。

周りの方々とのコミュニケーションや協調性も重要ですからね^^

 

まとめ

ここまで、私の自己紹介も兼ねて、統合失調症という病気の症状について、簡単にご説明してきました。

インターネット上や世の書籍には、病気の症状の説明や治療方法などはたくさん無数に存在します。

しかし、そのような情報の中で、実際に経験したお話し、いわゆる「体験談」というより具体的でリアルな経験談というのはどのくらい存在するでしょうか?

私は統合失調症という病気にかかり、一時、人生を諦めかけたところまで経験した者です。

私は発症から回復するまで、書籍やネットの情報を読み漁り、どうにかして回復しないかと願っていました。

そうです。

すなわち「経験談」を探していたのです。

経験談に勝る症状の情報はありません。

 

もちろん、医師や看護師などの医学的見解のプロ達による処置・アドバイスも絶対に必要ですが、この病気は心の病気であり、気持ち・意欲の持ちようによって、気が楽になり、さらには、回復するスピードもかなり違ってくると思っています。

あくまで、私は、自分で最近調子悪いなぁとか、おかしいなと思った時は、医療機関の受診を勧めますが、客観的な意見(周りの方が気づいてくれる)をもっと積極的に取り入れた方がいいと思います。

この病気が世の中からなくなることはないと思います。
むしろ、今の社会では、年々患者が増加傾向にあるとのことです。

もちろん、予防することに越したことはありませんが、人って、自分が理解できない病気に対してあまり関心を持たず、予防策をめんどくさがります。

おそらく、病気になってから、治療しようとするはずです。

そのような方が、回復するよう、むしろ発症前よりも考えが落ち着いて、明るい性格になるよう心よりお祈りしております。

私のようなほんとに辛い経験をしてほしくはありません。

一人でも楽しい生活が送れるよう、このブログを立ち上げました。

今後もよろしくお願いします。

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