統合失調症になると自分の伝えたい、しゃべりたいことが上手く相手に伝わらないことが症状として挙げられます。
これってとても辛い状況ですよね。
しかし、上手くしゃべろうとしなくていいのです。
要点を頭の中でまとめて、それだけを伝えるようにしましょう!^^
統合失調症のコミュニケーション能力を健常者同様へ
世の中には100人に1人という割合で、統合失調症患者さんがいると言われています。
もちろん、重症度に応じて、病院に入院している人が多いと思いますが、薬を服薬し健常者同様の生活をしている人もたくさんいるのです。
その健常者同様の生活をしている方は、日常生活(特に日常会話等)がスムーズにできているのでしょうか。
この答えは人それぞれだと思いますが、私は入院していない方でも、日常的に会話する中で、スムーズではない方も多かれ少なかれいると思っています。
原因は、薬の副作用や、病気の症状が治まった直後などです。
私実際、普通に会話していても噛むことがよくあります。
でも考えてみてください。
日常会話、すなわちコミュニケーションって、スムーズにできないと困る場面を除けば、伝えたいことをしっかり要点を絞って伝えれば良いと思いませんか?
ただでさえ、統合失調症の急性期、症状がかなり出ていた時を乗り越えたのですから、まずはそのことに自信を持ちましょう!^^
で、少しずつ今日あった出来事でもいいですし、誰かのお話でもいいですので、徐々に焦らず、発言をしていきましょう。
症状が治まった直後は、まだ症状が安定していない可能性があります。
その中で日常会話を少しなりともできているだけでも、私はすごく回復しており、いいと思います。
逆にスムーズなコミュニケーションが取れている人の方が、健常者の中でも少ないですよ。。。
コミュニケーションというのは、言葉のキャッチボールです。
自分のことばかりしゃべったり、相手の話を聞いているだけでは、キャッチボールにはなりません。
自分のことを少しでも相手に理解してもらいたいのであれば、要点をまとめてお話ししましょう。
ろれつが回らないことは誰にでもあることです。
要点をしっかり伝えることは重要なことですが、それ以上に症状が治まったことの方が重要視されるべきだと、私は考えます。
まずは落ち着いて、自分のことを自己分析ですね。
自分のことを分かってないのに、しゃべろうとすると、何を言っているのか誰にも理解できません。
気分が上がってしまって、冷静を保てなくなると、心身にも影響が出ますので、常に冷静に言葉をしっかり選んでお話しすることを心がけましょう!
また、交渉などの難易度の高い会話等は、今のうちは避けるべきだと思います。
緊張してしまって、要点すら伝わらないどころか、症状の再発を招きます。
とはいっても、お仕事をはじめてやっと交渉などの会話が出てくるのであって、今はしっかり療養です。
あとは、日常生活での困りごとは主治医の先生に相談ですね!^^
主治医の先生も医師としての助言をしてくれます。
主治医の先生との良い関係性作りも大事した方が良いですね^^
まとめ
誰にでも伝えたいことが伝わらないことはあります。
それを悩みとして捉えるのではなく、「自分には伝えたい思いがあるんだ!」と前向きに捉えると、こころがリラックスし、とても落ち着くと思いますよ^^
精神的な病の処方箋は様々な副作用があります。
自分でも理解し、自己コントロールを常に心がけましょう!